治療期間
歯科矯正期間について
歯科矯正は、通常3週間～4週間に一度の通院で2年程度が目安となります。
中には3年も4年もかかっているという話を耳にすることもありますが、
長い治療が丁寧というわけでは決してありません！
矯正は最適な方法でやっていれば2年程度で終わるのが普通で、
東風会の歯科矯正のほとんどは2年以内に終わり3年以上のびることは、まずありません。
そのために最も重要なのが「きちんとした診断を受ける」ということ。
東風会では患者様にその点をご理解いただき、お一人ひとりに合わせた正確な診断を心がけています。
なお、難症例では「バイオプログレッシブセラピー」というテクニックを主に使っています。
この治療は前歯と奥場を別々に動かせるため効率的な移動ができ、通常以上に時間がかかる症例においてもトータルの治療期間を短くすることができます。
治療期間を短くするために
矯正治療は、少し気を使うだけで治療期間を短縮することができます。
例えば、ゴムを交換するタイミング。
通常は1ヶ月に1度ですが、実はゴムの寿命は2週間ほど。
東風会では、ゴムをこまめに交換することによって移動のスピードを上げています。
「エラスティクスゴム（顎間ゴム）」を利用する方法も有効です。
これは、上顎、下顎の歯列矯正装置、または歯にひっかけて、上下歯列のズレやゆがみを防ぐためのゴムで、矯正期間を短縮するための矯正装置のひとつです。
この場合一番大切なのは患者様の協力で、ゴムをしっかりと使ってもらうことで治療期間を短縮することができます。
また、矯正に使うブラケットも最近は「セルフライゲーションタイプ」※のものがあり、ワイヤーとの摩擦を軽減し、スムーズに治療を進めることができます。
※セルフライゲーションタイプとは
従来の装置に比べてぐんと摩擦抵抗を少ない最新の矯正装置です。
効率的に歯を動かすとともに、痛みが少なく治療期間を短縮することができます。
期間短縮をうながすその他の治療プラン一例
[ミニインプラントの活用]
歯を動かすにはどこかに固定源が必要です。
ミニインプラントを使うとしっかりとした固定源ができ、確実に歯を移動することができます。
時間を要する「歯の圧下(下に押し下げること)」も複雑な装置を使わずに短時間でできるようになりました。
[コルチコトミー]
骨に切れ目を入れることによって歯の移動スピードを上げる方法です。
さらに矯正期間を短縮するのに効果的で、東風会では豊富な外科症例経験と「ピエゾサージェリー」※という装置によって安全にこの方法を行うことができます。
※ピエゾサージェリーとは
3次元な超音波振動によって硬い組織（歯や骨）を削る最新式の機械です。
軟組織を傷つけないので、負担も軽く安心安全に治療ができます。
長くお付き合いする矯正期間、 東風会のスタッフは、コミュニケーションを一番に 来院者の方へのケアを大切にしています。
矯正を早く終わらせるため、ご一緒に頑張っていきましょう。
