見えない矯正=「裏側矯正とは」
歯科矯正には装置の装着が不可欠ですが、笑ったり話したりすると他人から見えてしまうため、
営業職や接客業の方には敬遠されがちでした。
その点を考慮して、歯の表側に付けていたワイヤーを裏側に装着し、人目を気にせずこっそり矯正をする方法があります
それが「裏側矯正」です。
裏側矯正の方法
裏側矯正には2種類の方法があります。
舌側矯正(リンガル矯正)
人目が気になる方におすすめの方法です。
歯の裏側からのブラケット矯正で、他人に気付かれずに治療することができます。
歯の裏側に矯正装置を装着し歯列矯正します。
ただし、舌に触れる違和感を感じる人もおり、歯磨きに時間がかかるなど難点もあります。
費用は通常の矯正装置より割高になります。
メリット:表側から見えない
デメリット:慣れるまでは、発音しにくい、費用が割高
クリアアライナー、インビザライン(マウスピース矯正)
装着していてもほとんどわからない、透明なマウスピース型の目立たない矯正装置を使う方法です。
食事や歯みがきの時は取り外せるので違和感なく使え、ホワイトニング剤を使った「ホームホワイトニング」も同時に行えます。
装着を自分で行ないますので、使用しなかったり装着時間が短いと、良い結果が得られません。
3週間ごとに新しいマウスピースに交換する必要があります。
最新システムで快適治療
舌側矯正は1970年代に開発されていますが、
一般的にならなかったことには理由があります。
治療の効率性の悪さや舌の痛み、噛む時の不便さ、しゃべりにくさなどなど…。
しかし、現在ではシステムの開発によりあらゆる点が改良。
東風会ではその最新技術を取り入れ、
見た目も日常生活も快適な治療をお届けしています。
クリッピーL
いちいちワイヤーを縛る必要のない、
セルフライゲーションシステム(自己結紮)の裏側矯正です。
矯正装置とワイヤーの固定にスライドするクリップを使用しているので、
ワイヤーの交換を簡単に行えます。
また、プロファイル(装置の高さ)も低いため、
舌側矯正のデメリットである発音障害も気になりません。
おすすめするポイント
東風会の舌側矯正にはこういうメリットがあります。
・歯の後ろ側から治療するため表から見えにくい
・小さくて舌感のよい装置のため不快感がない
・技術を要する治療ですが、表側からの装置装着と治療期間はほとんど変わらない
・インプラント矯正との併用で、さらに美しく短期治療が可能
舌側(裏側)矯正のよくある質問
Q.舌側矯正は時間がかかるというのは本当?
舌側治療のほうが時間がかかるとよく言われていますが、
きちんとした技術で治療を行えば、そのようなことはありません。
東風会の裏側矯正は、表面の矯正とほとんど変わりません。Q.舌側矯正は誰でもできますか?
どのような歯ならびでも行えます。
治療できないということはほとんどありません。Q.舌側矯正はムシ歯になりやすい?
実は、歯の裏側はむし歯に強いので、むし歯になりやすいということはありません。
しかし、矯正装置は、歯が磨きにくいので、きちんと適切な歯磨きを行うことが大事ですQ.舌にあたって痛みませんか?
個人差がありますが、裏側矯正は、装置が舌に当たって違和感を感じる方もいます。
痛みが出た場合にはワックスで、痛みを減らす方法もあります。